同窓会について
会長挨拶
母校である「東京工芸大学」は大正１２年（1923年）に小西六写真専門学校としてスタートしました。
「写大」という通称は昭和25年（1950年）年の東京写真短期大学から始まり、写真全般を学び研究する、ユニークな専門の大学として認められ、我が国の経済社会、文化芸術に貢献する人材を数多く世に送り出してきました。そして、昭和52年（1977年）に「東京工芸大学」と名称が改められました。
現在の芸術学部は平成6年（1994年）に写真学科、映像学科、デザイン学科の３学科ではじまり、アナログからデジタルという時代の変化に対応してきました。その後、新しい学科、インタラクティブメディア学科、アニメーション学科、マンガ学科、ゲーム学科が設立され、現在では７学科を有しています。また、大学院芸術学研究科にはメディアアート専攻の博士前期課程及び博士後期課程が設けられています。
学部卒業生、大学院修了生はメディアアート分野の徹底した教育を受け、現在、様々なクリエイティブ産業の中枢で活躍中です。また、芸術学部の卒業生数は1万４千人を超え、以前の専門学校、写大時代と合わせておよそ２万７千人を超える会員数になりました。
私ども同窓会は会員相互の親睦を図り併せて母校の応援団でもあります。同じ釜の飯を食べた、同期、先輩、後輩達と仲間感覚で親睦がはかれる機会が増えることを考えています。現在、同窓会主催の「卒展×同窓のつどい」、総会終了後の懇親会、大学主催ですが「ホームカミングデー」などの懇親の場があります。一方、在学生への支援では学友会クラブ活動への助成、フォクス・タルボット賞への協賛の他、毎年定時会員総会終了後に授与する、独創的な研究や作品発表で将来を期待される3年次生、4年次生に対する同窓会長賞、さらに3年次生、4年次生への同窓会奨学金、大学院生への同窓会奨学金があります。
今回このホームページのリニューアルは100周年記念事業の一環として会員相互の親睦を深めるツールとしていろいろ考えているところです。本同窓会は2026年に設立100周年を迎えます。時代の変化に対応しつつより充実した会の運営を目指してまいりますので、引き続きご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。
会長 安達 洋次郎
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